友からの手紙

同期入社で、しばらく前に転職した友人から手紙が届いた。

今年の正月には年賀状も届かずに心配していたが、この４月から大学生となり、新たなスタートをきるそうだ。

もともと頭は良かったけど、対人スキルがいまひとつで成績が上がらずに苦しんでいたあいつ。何か資格でも取るのかな。
この歳でチャレンジすることだけでも立派なもの。

頑張れよ！

ダワさん

TV番組で、登山家の野口健がシェルパについてトークする企画があるというので、見てみました。

ヒマラヤ登山では、シェルパの役割は大きいものがあります。
荷役であるポーターを統率し、豊富な知識と経験から登山隊の行動をガイドし、成功へと導きます。

野口さんは、そうした役割の重要性やシェルパとの交流について語っていましたが、そのシェルパの写真を出してきたとき、思わず「あっ」と声をあげてしまいました。
3年前のトレッキングで、私のガイドをしてくれたダワさんだったのです。

私のガイドの後、すぐに未踏峰のアタックチームに入ると言っていたので、どうしたのかなとは思っていましたが、まさか日本のTVで元気な姿を見れるとは思いませんでした。
あのときは、高血圧の薬を飲んでいましたが、治まったのでしょうか。

また行きたいですし、そのときはまたダワさんにお願いしようと思います。
それまで、元気でいてほしいです。

見守るもの

いくつかの法要も終わって、一段落。
真夏のような暑さの中、お墓へお送りしてきました。

お墓のそばには、幹の直径が１ｍを越える桜の木。
人の背丈ほどのところから別れている枝でも、普通の桜の木よりも太いような大木です。

これからは、毎年春には、この桜を見て楽しんでください。

どうか、ずっと安らかに。

ある結末

緊急の呼び出しを受けて、再び病院へ。

今回は、かなり危険な状態。
最高血圧が突然下がり、70からさらに下がってきている。
体温は39℃を超え、苦しそう。

血中酸素濃度も低下気味。
既に鼻カニューラを酸素マスクに変更、3.5l/mの酸素を送っているのに、一時は60%近くに低下。

進行してしまった間質性肺炎なので、もはや対応する手段がない。

最高血圧は、遂に40台にまで低下。
心拍に合わせた頸動脈の動きも、次第に弱まってゆく。

夜半過ぎから、血圧が僅かに上昇し、体温も37℃台に低下。
小康状態に。

しかし、そのときは突然に訪れた。
このまま容態が安定するかも、と期待を持ち始めた午前9時30分、突然に小さな嗚咽にも似た声を上げ、首を大きく伸ばしたところで、一瞬動きが止まる。
ため息ともつかない小さな声が上がり、頭は氷枕に落ちて、少しバウンド。

心拍と呼吸が同時に止まり、この人の人生は終わった。
もはや、私に母の日が来ることはない。

還れない道

朝、突然の電話で起こされて、実家のある街の病院へ。

今年に入ってから、少しずつ容態が悪くなっているような気がしていたが、とうとう入院。
担当医の話では、退院することはできないとのこと。
今年の５月９日は、おそらく最後の母の日になるのだろう。

本人は、それを知らない。
苦しいながらも、なんとか食事を摂ろうとする姿が痛々しい。

帰り道、少し遠回りをして、子供のころによく行った桜の名所の公園に。

一面の花びらが、やけに眩しかった。

ジョン・レノン・ミュージアムの閉館

昨年後半から、閉館を検討している旨の情報が流れていたジョン・レノン・ミュージアム。
遂に、2010年９月いっぱいでの閉館が正式に発表されました。

私は、ジョン・レノンのファン。
彼のLPレコードは、ほぼ全て持っています。

でも、ジョン・レノン・ミュージアムに行ったのは、一回だけ。
歩いて行ける距離に住んでいても、何度も通おうという気がおきませんでした。

展示されているのは、確かに彼の貴重な遺品なんですが、それ以上のものには感じられないのです。
彼のエネルギーとか、その時代の風とか、もうひとつ実感できません。
そして、集客を継続するためには定期的なイベントが必要だと思いますが、それも貧弱でした。
効果的にイベントを企画できる体制がなかったことが、残念でなりません。

個人的には、音楽や映像などを使うことで改善できると思いますが、それらを使用するとなると、超有名人であるが故に様々な権利が絡んで問題が出ることもあるのでしょう。
悲しいジレンマです。

桜の森の満開の下

先週、英会話スクールで購入した桜が満開になりました。

もう、葉も出かかっています。
外は大雪なのに。

そんな中、ブログ本館のほうには、珍しい方のご訪問があったようで。
お別れに来てくれたのでしょうか。

そう言えば、初めてお会いした日にも、桜が咲いていましたね。

さようなら、お元気で。

誰かと思ったら

少し前から、聞き慣れた声がテレビで流れているなぁと思っていました。

昨日、テレビを見ていたら、その聞き慣れた声と共に見慣れた顔が出てきて、びっくり。
２年前にいた部署で、一緒に働いていた人でした。

いったい何をしているんでしょう、CMに出るなんて。（笑）

時計にサヨナラ

しばらく使っていた腕時計とサヨナラしました。

ORIS（オーリス）ビッグクラウン・クロノグラフ・ポインターデートという自動巻の時計です。

一見、秒針のように見える細長い針は、最外周にある日付を指すもの。
実際の秒針は、文字盤の９時方向に小さく収まっています。

このルックスに一目惚れして購入しましたが、トラブルが絶えず。
何度か修理に出してみても、根本的には治りませんでした。
最近では、一週間で５分程度遅れるようになって限界を悟り、引退です。

次の時計は、電池式のクオーツ。
それでも、つい腕を振ってゼンマイを巻き上げる動作をしてしまいます。
腕を振ってみても、いつもの回転錘の動きが感じられず、ハッと時計を見て、もうしなくてもよいのだと気づくのです。

何となく、寂しい気がします。

ライバル

墨田区に建設中の新東京タワーが、当初の予定より24m高くして634mとし、世界一を目指すという報道がありました。

これまでの610mでは、中国の広州に建設中の広州テレビ・観光塔と並ぶ高さなので、どうやらそれより高くしたいらしいのです。
そのニュースを「ふーん」と聞いていましたが、はたと思い出しました。

広州なら、去年行ったではありませんか。
確かに、未来都市もどきの大看板がありましたよ。

これが、広州白雲国際空港のチェックイン・カウンターの上に据え付けられた、大看板。
幅は、10mくらいあります。

確かに、一番右に和ろうそくみたいなタワーが。

こいつがライバルなのか。

wikipediaによれば、その広州テレビ・観光塔は、まもなく工事が完了し、来年開業予定とのこと。

ということは、ライバルの工事完了時期を見計らって、設計変更したのでしょうか。
もしかして、計画的犯行？（笑）