還れない道

朝、突然の電話で起こされて、実家のある街の病院へ。

今年に入ってから、少しずつ容態が悪くなっているような気がしていたが、とうとう入院。
担当医の話では、退院することはできないとのこと。
今年の５月９日は、おそらく最後の母の日になるのだろう。

本人は、それを知らない。
苦しいながらも、なんとか食事を摂ろうとする姿が痛々しい。

帰り道、少し遠回りをして、子供のころによく行った桜の名所の公園に。

一面の花びらが、やけに眩しかった。

ハチクマライス第８弾

鉄道博物館のハチクマライスが、第８弾となりました。

先日レポートした第７弾は自分的にはハズレっぽかったので、待望の（？）新バージョン。
オーダーして１分弱で出てきたのは、こちら。

おやっ？
定番になっている、千切りキャベツ、温泉玉子、スイートコーンの他には、カレーのみ。

以前は、カレー＋ハンバーグというバージョンもあったのに、実質値上げか？
と思ったら、今回のカレーはビーフカレー。

よく考えたら、以前のカレーはルーのみで具がありませんでした。
ハンバーグの替わりにビーフかも知れませんが、何となく絵的に寂しい気がします。

ガンバレ、日本食堂！

４月の魚

PAULで、ポワソン・ダブリルという魚の形をしたパンを購入しました。
普段は見たことがないパンだったので、店員さんに聞いてみると季節物のパンらしい。

フランスでは４月１日のエイプリルフールをポワソン・ダブリルと呼ぶそうです。
ポワソン・ダブリルは直訳すると４月の魚という意味で、春になると、サバが苦もなく獲れるようになるので、あまり頭が良くないものの喩えで使うようです。
その日には、魚をモチーフにしたパンやパイなどを食べる習慣があるとのこと。

食べてしまうのは忍びないような可愛さ。（笑）

とても頭からはかぶりつけず、チョコのかかった尻尾のほうから。
しっかりと小腹に収まりました。

マキシム・ド・パリのさくら

マキシム・ド・パリの季節物のケーキ「さくら」を購入しました。
実は、とあるネタで購入したのですが、２つも食べてしまったのは内緒。（笑）
２枚目の写真だけ色合いが違うのは、別のケーキだからなんです。


桜のリキュールを含ませたスポンジをアーモンド風味のムースで挟んだケーキです。


杏仁豆腐にも似たさっぱりした甘さと、ほんのりとした桜の香りが、春らしい感じ。
そして何と言っても、トップに飾られたホワイトチョコの桜の花と桜の花びらがプリントされたチョコのプレートがきれい。


関東地方は開花宣言のあと寒い日が続いて、桜の花もなかなか咲いてきませんでしたが、昨日・今日の晴天で少しずつ開花が進んでいるようです。
今週末がちょうど見頃になるんでしょうか。

楽しみです。

くまずだんごやの梅もち

東松山の森林公園で、熊谷の「くまずだんごや」の梅もちを購入しました。

梅の花が見頃なので、サイクリングのついでに梅林を見に行こうと係員に行き方を尋ねたところ、梅林はサイクリング・コースから遠いので、いったん車で南口へ行き、そこから徒歩で行ったほうが良いとのことで、車で移動。

南口は、関越道の東松山インターに近いメインの入り口。
地域の名産品を販売している売店に寄ったところ、その店頭で目についたのです。

皮も餡も柔らかめ。
断面を撮ろうとして口をつけると、持ちにくいくらい。

梅餡は、いんげん豆の餡に紫蘇と梅酢で味付けです。
程よい甘さの中にほんのりと梅と紫蘇が香る感じ。

とても上品なお味でした。

春風のいたずら？

JR大宮駅前にある、子リスのトトちゃん。

ふと見ると、右手に何か載っていました。

おもちゃのイチゴのようです。（笑）

けっこう強い風でも、飛ばされずにありました。
いったい、誰が載せたのでしょう。

このトトちゃん、時々落書きなどをされてしまうのですが、こういう気の利いたいたずらは赦してくれるのではないでしょうか。

イッセー尾形新ネタ公演

イッセー尾形の新ネタ公演を見に、所沢に行ってきました。


演じたのは「徘徊」、「定食屋」、「喫煙所OL」、「便利屋」、「キャッチコピー２」、「天草五郎２」、「マルクスズ」の７つ。（上のDVDは、サインをいただくために購入したもので、これらの演目が収録されているわけではありません）

軽快でエネルギッシュなものが多く、非常に楽しめました。
昨年のネタだと、中高年の悲哀をそのまま描いて重くなるものもありましたが、今回は軽く笑い飛ばせるように、そつなくまとめていた気がします。

立派なホールで、これで椅子が良ければ言うことはないです。

ジョン・レノン・ミュージアムの閉館

昨年後半から、閉館を検討している旨の情報が流れていたジョン・レノン・ミュージアム。
遂に、2010年９月いっぱいでの閉館が正式に発表されました。

私は、ジョン・レノンのファン。
彼のLPレコードは、ほぼ全て持っています。

でも、ジョン・レノン・ミュージアムに行ったのは、一回だけ。
歩いて行ける距離に住んでいても、何度も通おうという気がおきませんでした。

展示されているのは、確かに彼の貴重な遺品なんですが、それ以上のものには感じられないのです。
彼のエネルギーとか、その時代の風とか、もうひとつ実感できません。
そして、集客を継続するためには定期的なイベントが必要だと思いますが、それも貧弱でした。
効果的にイベントを企画できる体制がなかったことが、残念でなりません。

個人的には、音楽や映像などを使うことで改善できると思いますが、それらを使用するとなると、超有名人であるが故に様々な権利が絡んで問題が出ることもあるのでしょう。
悲しいジレンマです。

桜の森の満開の下

先週、英会話スクールで購入した桜が満開になりました。

もう、葉も出かかっています。
外は大雪なのに。

そんな中、ブログ本館のほうには、珍しい方のご訪問があったようで。
お別れに来てくれたのでしょうか。

そう言えば、初めてお会いした日にも、桜が咲いていましたね。

さようなら、お元気で。

ゴールデンスランバー

何かの縁で、あるサッカー選手が使っていたユニフォームがここにあります。

元日本代表の平野孝選手。

その選手のブログで、読んで良かったと紹介されていたのが、この本。
伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」です。

陰謀によって首相暗殺犯にされた無実の主人公の逃避行という「逃亡者」に近いようなストーリーなんですが、それと違うのは、主人公が周りの仲間に直接・間接に助けられ、みんなの力で危機から脱すること。
何かの縁で繋がっている登場人物たち。彼らの信じる気持ちが主人公を救う様子が、次々に各登場人物の視点で描かれてゆき、それらが糸のように絡み合い１つの織物となるかのように、エンディングへと進んでゆきます。

この主人公は不幸かもしれないけれど、ある意味で最高の幸せ者だなぁという終わり方。
不覚にも、読後にホロリと涙が出てしまいました。

今度、映画化されたようですが、この本の雰囲気をどこまで表現できるのでしょう。
興味深いところです。