阿修羅展

少し前になりますが、上野の東京国立博物館で行われている阿修羅展に行ってきました。

会場は、国立博物館本館の左奥にある、平成館というところ。
平日の昼過ぎだというのに、入場は30分待ちでした。

桜が咲いているので、行った時期がバレバレですね。（笑）

館内は、阿修羅像といくつかの展示物では混雑していたものの、鑑賞に支障が出るほどではありませんでした。
興福寺は、高校の修学旅行で行ってきたので、それ以来の再会です。
高さが2mほどの四天王像は、迫力十分。
阿修羅像は、記憶より少し小さく感じましたが、やはり凛とした風格がステキです。
像の周りを10周近く回って、気のすむまで見ることができました。

限定販売のフィギュアも購入してしまいました。


せっかく来たので、本館や法隆寺館も見学しました。
実は、常設展示物を見るのは初めて。
東京国立博物館には、モナリザ展と東大寺展で来ましたが、見たのはその特別展だけだったのです。

何があるのかも判らずに入った本館には、日本史の教科書に載っている遺物がたくさん。
有名な遮光土偶や踊る埴輪、本物は初めて見ました。

こんな不動明王像もあって、ほとんどのものが撮影可能なのもびっくりです。


ミュージアム・ショップも面白い。
手ぬぐいや刀剣などをモチーフにしたグッズが並んでいます。
日本に観光に来た外人さんのお土産は、ここで選ぶべきだと思いました。
これは、尾形光琳展で企画された風神雷神のクマフィギュアです。（担当者の許可を得て撮影）

限定品とは言え、3000円は高いですね。

法隆寺館は、こんな現代的な建物。
首相官邸にも似た感じです。

中には、五重塔の水煙部分や平安時代の資料や装飾物、仏像が展示されています。
重要文化財に指定されている仏像が数十体も展示されているスペースは、荘厳でした。

古いコンパクトデジカメなので、うまく雰囲気を伝えきれていません。
良いカメラを持って、再度撮影しに行きたいと思います。

外へ出ると、既に夕闇が迫っていました。
博物館の建物がライトアップされています。



5時間近く見学したはずですが、まだアジア館が見学できていません。
割安な友の会やパスポート券もあるようなので、機会があれば通ってみようかと思いました。